西浦焼

Nishiura ware

西浦焼
西浦焼とは
 
西浦焼とは、美濃の人々の共同制作作品です。
西浦焼が出来る背景としては、以下の3つがあります。
1つ目は、今でこそ、美濃焼と言う分野は広く認められていますが、当時は瀬戸焼と呼ばれており、美濃焼としての認知度は高くはありませんでした。そこで、美濃焼としてのアイデンティティーを確立し質の向上を目指そうとしました。
2つ目は、明治開国となり、世界に日本国としてのアイデンティティーを確立する為、世界に誇れるものとして日本の職人技術を広く紹介しようとしました。
3つ目は、開国に伴い、世界の国々との交易を重視し、日本の美術工芸品を貿易商品としてアピールしようとしました。
以上の3つの事から、西浦焼は生まれました。制作期間は短く幻の焼き物とまで言われましたが、これだけ短期間に優品が数多く紹介されたのは、多治見市のそして美濃の多くの人々が一致協力して製作に励んだからに他なりません。作品の一つ一つからは当時の人々の、世界に対する日本人の誇りが感じられます。
このプロジェクトに参加させていただいたことは、後に渌水堂として、水の流れのような美しい人々との縁を大事にする理念が生まれる大切な出来事でした。
現主人としては、この理念をまだまだ達成できてはいませんが、少しでも渌水のような縁を作れる様にしていきたいと思っています。
西浦焼の歴史
History of  Nishiura ware